子供の湿疹が治らない

2月上旬頃から、子供が湿疹などの肌トラブルに見舞われています。

足首に湿疹(とびひ未満のような症状)がでて、なかなか治らずに痒い状態が続いています。

そのうえ、先週頃から背中全体が赤くかぶれたような状態になり、その後鳥肌のような細かい発疹ができ、痒みがある状態です。

小児科と皮膚科では、足首はとびひの前兆の症状で、背中全体は原因不明のじんましんと診断されました。

処方された薬(飲み薬と塗り薬)を使っても、どちらの症状もさほど良くなりません。

皮膚科で「症状がひどくなった」と伝えると、さらに強いステロイド剤を処方されるだけでした。

子供は痒みで保育園を休む日もあり、私の母に急遽預かってもらうこともありました。

母にいつも以上に迷惑を掛けてしまうことや、保育園の先生にもたびたび心配されることが心苦しく、何をどうしたら良いのか分からない日々が続きました。

そんな中、明け方の祈りの中でこれが私の子育てに対する姿勢に対する神様からのお叱りであったと気づきました。

一番思い当たるのは、私がスケジュールややるべき事に追われて、子供の心を苦しめるような接し方をしてしまっていることでした。

心の中で様々なボーダーラインを勝手に設定し、自分や子供がそれをクリアできないことに苛立ちを感じ、許せないという気持ちが生まれていました。

特に一番心が苦しく感じたのは、自分を許せない考えに囚われた時でした。

「〜をやらなければならない」という沢山の制約を自分自身で作り出し、その理想と現実のギャップが大き過ぎるために「自分で自分の現状が許せない」という考えが私の心を支配していました。

その考えに囚われると、心の余裕が一切なくなり子供や他人に対して優しく接することが全くできない状態になっていました。

神様はそれではいけないと、思い留まらせてくださいました。

子供の心を苦しませる振る舞いをしていること、自分のことばかりを考え、周りの人に対して愛のかけらもない振る舞いをしていたこと、それらを悔い改めました。

そして、そんな自分の考えを正し、子供や私自身の体調の問題を治してもらえるように深く祈りました。

その翌日、保育園から職場に呼び出しがかかりました。

「お子さんが湿疹を痒がってしまい、冷やして安静にしている状態です。どうされますか?」とのこと。

神様がそうされたのだと思い、午後一番で子供を迎えに行きました(幸いにも、今の職場は各自の仕事が独立しているため、自分自身でペース配分をすることができるのです)。

その後、今まで通っていたのとは異なる皮膚科に行くよう促されたので、ある皮膚科を受診しました。

その皮膚科の先生は、子供の目線で接し、傷を丹念に観察し、様々なことを私に気付かせるよう話をしてくれました。

結果、足首も背中も外的要因によるものである可能性が高いということになり、異なる薬(飲み薬と塗り薬)を処方してもらいました。

以前の皮膚科の先生は、2メートル以上離れた位置から0.5秒くらいチラ見しただけで「これは完全にじんましんですね」と一言言うだけで、あとは薬の使い方の説明をするのみでした。

しかしこちらの先生は、親である私と一緒に原因を探り、直すべき習慣に気付かせる手助けをしてくれました。先生のその姿勢と安心感に、心から励まされ涙が出そうでした。

実は保育園で子供を迎えたとき、「食物アレルギーが疑われるならば、早めに検査をすることが子供の為になる」、「症状が治らずに続いている経緯をきちんと医者に話し、傷口を覆うなどの必要があるのかきちんと聞いてきてほしい」と言われていました。

保育園は子供を守り、親を助け導くべき立場にあるからそのように言ってくださったのだと思いますが、その時はアドバイスを素直に聞ける状態ではありませんでした。

「子供の病気がいつまでも治らず、子供を苦しめ周りにも迷惑を掛けている。私はそんなに母親として失格なのか」と思い、かなり追い詰められたような精神状態で皮膚科を受診したのですが、先生の言動に心から励まされました。

家に帰ってからは、子供の言動だけでなく心を見て接するように心掛けました。

必要以上に追い立てることはせず、子供が未熟であることを許し、現状を認め、心が通うような会話を心掛けました。

お昼寝が遅くなったので、かなり遅い就寝時間となったのですが、子供は寝る前も次の朝起きてからも、終始ご機嫌でした。

普段は自分からできないような身支度も進んで行い、穏やかな表情で「お母さん大好き〜」と言ってきました。

病はまだ完治には至っていませんが、快方に向かうだろうという安心感が芽生えています。

今回気づかせてくださった私の心の問題がなくなり、子供の未熟さを許し、愛で接することができるようになるならば、きっと病も癒えるでしょう。

子供の心に寄り添い、その時を待ちたいと思います。

参考記事:

RAPT有料記事166(2017年4月24日)あなたの病は必ず治るから、心配しないで祈りつづけなさい。

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