先日、練習をしながらあることに気付きました。
一言で「練習」といっても、いくつか目的があるということに。
ざっと挙げるとこんな感じでしょうか。
- コンディションを保つため
- 忘れないための復習
- 理論を実践して身につける機会
- 課題を克服するための訓練
私もまだまだ発展途上なので、もっと上級者からすると他にも様々な目的があるのかもしれません。
個性才能が上達する道のりは、信仰が深まる道のりと本当に似ています。
肉的な努力も必要だけれど限界があって、新しい思考回路が作られ、真理を悟るたびに階段を登ることができる…という感じです。
私の先生がフランスで学んできてくださった技術は、本当に素晴らしいものです。
身体を全て捧げなさい。一つも自分に持っていると余計な力が入り、本当の響き、愛は生まれない、と教えていただいています。
学ぶほどに、ただ上達したいという想いを越える、新たなモチベーションが自分の中に生まれていきます。
ふと、生徒のモチベーションを上手く保ってあげることも、師として求められることなのかなと思いました。
改めて、一生をかけて極めていきたいと思いました。