9月1日の記憶

高校3年生の9月1日に、忘れられない出来事がありました。

毎年、夏休み明けの9月になると、当時のことが頭をよぎります。

始業式の朝、学校に行くと担任が遅れて来るとの連絡がありました。

クラスの子たちと、「なんだよ、◯◯(先生の愛称)は新学期早々に遅刻かよー」とおしゃべりしていたら、10分ほど遅れて担任がクラスに入ってきました。

いつもと違う表情に、私たちは一瞬どうしたんだろうと思いました。

クラスの扉を閉めさせてから、数秒沈黙した後で、先生は口を開きました。

「…◯が死んだ。」

「俺、嘘じゃねえかと思って、朝、家まで行ってきた。嘘であってほしいって心の中で何度も思いながら、車を飛ばしてきた。…そしたら本当だった。本当にあいつ、死んでた。」

その後、言葉を詰まらせながら、死因が突然死であると告げました。

その後、クラスの子たちと一緒にお通夜に参列しました。

我が子のお通夜で、悲しみを堪えながら参列者の対応をしていたご両親の姿が、今でも頭を離れません。

数年後にクラスの同窓会があり、担任の先生から当時は伏せられていた事実を聞くことになりました。

その子の死因は自殺だったのです。

まだ18歳で、これから楽しいことがたくさん待っているはずなのに、その子は心の辛さ、苦しさに押しつぶされて死を選んでしまったのです。

私たちは成長し高校生くらいになると、周りの状況がよく見えてくるようになります。

この世界の良いところばかりでなく、悪いところも。

まだ純粋で無垢な彼らは、自分の心を守る術を知りません。

自分を傷つける、様々な悪い考えに対処する方法を知りません。

私たちが持つ心はとても繊細で、ほんの些細なことでも痛み、苦しみを感じるようにできています。

この世界と人間を創造された神様ご自身が、とても繊細で細やかな心を持った方だからです。

だから、身の回りで起こることに心を揺さぶられたり、辛さ、苦しみ、痛みを感じるのは自然なことなのです。

その一方で、私たちには、その感情の波や、心の痛み、苦しみを克服する方法も実は既に与えられています。

それを実践するなら、どんなに辛い状況でも心を守り、精神的に強くなり、人間としてより次元の高い幸せな生き方ができることを、RAPTさんは示されました。

今、私たちが生きているこの世界は、神様の願いとは裏腹に、美しく繊細な心を持った人間たちに一生の間奴隷のような生き方をさせるようになってしまいました。

この世界を中国共産党をはじめとする悪人たちが治めてきたから、そうなるしかなかったのです。

自分に向いているかどうかも分からないつまらない仕事を延々と続け、人生の時間と心をすり減らしながら生きる世の中が、果たして正常でしょうか。

小さな若い命たちが、毎日死にたいと思いながら生きる世の中が、正常な世界でしょうか。

心の苦しみの原因を知り、心と考えを守る方法を手に入れることが、あなたの人生を変える鍵になります。

これからを生きる若い命たちが御言葉に出会い、たくさん救われますように、心から願っています。

参考記事:

◯RAPT有料記事1(2015年8月3日)人生の願いを叶えるために必要な幾つかのこと。

◯RAPT有料記事2(2015年8月10日)考えが運命を左右する。

◯RAPT有料記事3(2015年8月13日)自分の行くべき道とは。

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