自我が芽生えた子供の起こし方

うちの子供はもうすぐ保育園を卒業するという年齢です。

子供の意思がはっきりしてきてからは、朝起こすのに本当に苦労するようになりました。

夜寝る前の時間、朝起こして家を出掛けるまでの時間はまさに闘いでした。

そんな日々を過ごしていると、本来はゆっくりできるはずの時間に子供を怒ったりお尻をたたいたりするので、本当〜に疲れます・・・。

そして、自律神経がおかしくなります(笑)。

あれこれ考えて試した結果、「子供が興味を惹かれるもので起こし、起床後一番に遊ぶ」という作戦でいくと成功率が高いことが分かりました。

「時間だよ」、「ご飯を食べないと間に合わないよ」と声を掛けても、子供は睡眠欲優先なのでなかなか起きないですし、強引に起こしてもそのあとがグダグダになります。

それより、「◯◯して遊ぼう!」、「お母さん先に遊んじゃうよ〜」の方がバッチリ目を覚まします。

起床に15分、20分と掛かっていたのが、5分、3分・・・と記録が縮まり自分でもびっくりしました。

起きて10秒で元気に遊び出した時には、「何てこった!なぜ今までこれをやらなかったんだ!」とショックを受けるほどでした。

大人は「仕事に行かなければならない」とか、沢山の義務感や鎖の中で生きているのに、子供はそれほどまでに楽しいもの、気持ちいいものを求めて生きているのか!と衝撃を受けました。

遊んだ後は、時間を守れるように時計の絵を書いた紙を壁に貼ってあるので、それを見て確認しながら準備をします。

大人は短い時期でやるべきことだけを優先してできますが、子供にはそんなことはできないので、なるべく子供のペースで準備しても間に合うよう促している・・・つもりです。

それでも意識が向いた方に行ってしまうので、あまりに正直な様子に笑ってしまったり、時にはイライラしながらお尻を叩いたりしながらの毎日、という感じです。

子供が言うことを聞かないとき、子育てが上手くいかないときは自己嫌悪に陥りそうになりますが、そんな時は発想の転換をお勧めします。

「私の子供」、「私たち夫婦の子供」と考えると子供が所有物であるような感覚が生まれ、思い通りにいかないことに対するストレスをより強く感じてしまうので、「神様から預かっている子供と共に、子育て経験をしている」と考えると良いのではないかと思います。

私自身も子供が乳児の頃、この考えに陥ってだいぶ苦しみました。

でも、思い返してみれば、1年半ほど子供ができなかったのに、なぜかあり得ないタイミングで妊娠し、そのタイミングのおかげで良い方に動いた出来事があったことを考えると、子供を授かるということ自体人間がコントロールすることができないものだと感じるのです。

子育て経験をさせてもらっている中で、子供と共に成長していく、という発想で時間を過ごしてみると、心が楽になるかもしれません。

参考記事:

◯RAPTブログを読んで、本当に子供のためになる子育ての方法を知った!!(十二弟子・ミナさんの証)

◯価値ある教育とは。自分の感情や周囲の価値観に振り回されず、わが子を育てること。(十二弟子・ミナさんの証)

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