ひたすら地道にトレーニング

最近のレッスンでは、顔の筋肉について細かいコントロールを習っています。

鼻の周辺、目の下の筋肉をものすごく使うのですが、他の筋肉との兼ね合いも気にしながら1mm単位くらいでコントロールするので、かなり難しい作業です。

一方で、鼻から吸った息を骨盤底筋まで繋げて効率よく循環させるために、内圧を360°均等に保つことが必要です。

また、声帯周りの筋肉をしなやかに動かすため、力むことはせず、必要な部分を音程に見合っただけ引っ張り、息が流れてくれる間保ち続けます。

数ヶ月前にこちらの本を入手して勉強していますが、声帯周辺の筋肉の複雑なことといったら!

◯発声ビジュアルガイド(音楽之友社)

何をどう設計したらこんな素晴らしい仕組みが出来上がるのか、神様に聞いてみたいです。

先生から教えてもらったテクニックを絶えず実践しながら内圧のバランスを感じ、微調整するのはもう、至難の技です。

教えてもらった100、200のことを常に考えながらやるのは無理なので、「目に見えない息を見えるかのように扱う達人になる」ことをひたすら考えて、身体が覚えるまで実践します。

それで今日、子供を観察していて気付いたのですが、私が今ずっと言われている顔の筋肉は、心の底から嬉しくて笑顔になったときに一番いいポジションになるようです。

心の底からリラックスして、心の底から幸せを感じて、自然に出てくる満面の笑みが、最高のポジションなんです。

賛美が重要な信仰の柱の一つである理由が少しだけ分かった気がしました。

きっと、私の場合は本当の愛を心の底から悟り、本当に神様と繋がることができたときにテクニックが完成するのだろうと思いました。

さて、一番上の画像は、練習前に毎回目を通せるようにメモを書いたものです。

画力もすごいんですが、目力もすごいですね…(笑)

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