先週、今週と、ありがたいことに音楽のイベントが続きました。
先週8/7は、お年寄りの方々の集まり「いきいき歌声広場」で演奏をさせていただきました。
歌ったのはこのような曲です。
- 夏は来ぬ
- 万霊節(Allerseelen)
- 明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water) サイモン&ガーファンクル
- ジブリ映画「もののけ姫」より もののけ姫
Allerseelen は、大好きなシュトラウス作曲の曲です。
シュトラウスの作品は、「音楽とは、言葉にならないものを表現する手段である」と思わせるほど繊細な、美しいメロディが特徴です。
以前からずっと歌いたいと思っていたのですが、自分のレベル以上の曲なので一歩を踏み出せずにいました。
でも、この曲について勉強しているうちに、どうしても歌いたいという感動があったので、挑戦してみることにしました。
美しいピアノから始まり歌っていると、曲の中盤で突然顔を手で覆って耐えるような仕草をした女性がおられました。
皆さんに対する気持ちが伝わっているといいな…と思いました。
余談ですが、この日は思いがけないプレゼントをいただいたのでご紹介します。
朝、子供を預けるために実家に寄ったときのことです。
母が思い出したように「この靴履けるかな?」と、黒いパンプスを差し出してきました。
それは、つい先日亡くなった親戚の部屋にあったものでした。
その方は一人暮らしだったので、一番近くに住んでいる母が渋々部屋の片付けを引き受けていたのです。
靴はまだ一度も履いた形跡がなく、新品でした。
履いてみると、何度も吟味して選んだもののようにぴったりでした。
「サイズが合うなら、ぜひ持っていって」と言われ、その靴を履いて本番に向かいました。
神様に心の中で感謝し、「これからもこの靴を履いて、本番に臨みます。あなたのために歌い続けます。どうかこの靴を譲ってくださった親戚の罪が許されますように。」と祈ると、熱い感動を覚えました。
神様は今まで、個性才能を磨いていけるようにたくさんのお金やものを与えてくださいました。
パソコン、ピアノ、ドレス、何着もの衣装…そして靴も。
また、私たちを応援し、売り出すためのイベントを企画してくださる方々まで与えてくださいました。
これからも頑張りなさい、と応援してくださっているように感じます。
このような導きに心からの感謝を捧げます。