電車に乗ってたら、ベビーカーに子供を乗せたお母さんを見かけました
そのお母さんは、自分自身も眠たい顔をしながら寝ている子供の毛布を直し、汗をかいていないか、顔色は悪くないかと、一生懸命にお子さんのお世話をしていました。
この母性も、私たち母親が子供を守り育てるために必要だから、神様は授けたんだな…と思って感動しました。
ここ数日、子供と主人がお出かけしていたので、何年かぶりに一人で過ごす時間をいただきました。
仕事終わりにお出掛けして、夕食を外で食べたり、普段ビビって入れないような可愛い洋服屋さんに足を運んだり、様々なことをしていると、自分の中にある価値観全てが子供や家族中心になっていたことに気付きました。
きちんと母や妻の役割を果たしていればもっと自分自身に目を向けていいのに、本当はもっと自然にバランスが取れるやり方があるかもしれないのに、優先順位をガチガチに決めてしまった結果、時間がない、時間がないってなっていたと思います。
子供を育てるために身につけてきたあらゆるものが、神様に近づくことを邪魔してるのかな…と思い始めていたところ、このことに気付きました。
昨年、尊敬する年上の女性がホテルランチに連れていってくださったのですが、そこに込められた神様の愛を、もう少し悟ることができました。
髪もボサボサでその辺にあった服を適当にコーデしたような私から色々と察したのか、裏表のない言葉で励まし、「芸術をやるなら、こういう世界も知っておくといいよ」と、軽いのりで、素敵なお出掛けに連れ出してくださったのです。
「女性がもっと、自分自身の人生を生きていい。」
このことを周りのお母さんたちに伝えたくて、紆余曲折しながら音楽を続けてきました。
母になった女性たちが子供を育む過程で得たものや、得意分野の全てを使って自分自身の人生を生きられたなら、もっと女性が幸せを感じられる世界になるんじゃないかな、と思います。
愛を込めて、これからも歌い続けたいと思います。