先日、ピアソラ作曲の「ブエノスアイレスの四季」を聴いてきました。
ピアソラはリベルタンゴくらいしか知らなかったのですが、この四季には度肝を抜かれました。
鋭く、もの悲しく、心に刺さる旋律。
特に冬のメロディは、一度聴いたら忘れられません。
時折現れるビヴァルディの四季のフレーズから、ビヴァルディへの深い敬意を感じます。
この機会に、ピアソラってどんな人なんだろうと思って映像を見てみたら、なんとまぁ柔和な雰囲気のおじさまではありませんか!
僕の作る音楽と、僕自身は別物です。とインタビューで語っていましたが、まさにそのとおりだと思いました。
ピアソラのメロディを聴きながら、作曲家が楽譜に書きたいものは、音符でもなく歌詞でもなく、情熱であり心なんだと思いました。