約6年住んだ家を離れ、引越しをしました。
今までの家では、明け方に起きて祈っても隣人の足音(トイレに起きたとかじゃなく、夜中に活動している足音)と猫の走り回る足音が夜中12時から朝方5時頃まで響き渡り、祈りを邪魔されない日はありませんでした。
このことについて、何とか状況を変えてほしいと何度も祈ってきました。
家の契約更新日が迫る中、「そうか、自分が決心して動かないと神様は助けてくださらないんだ」と気付き、その日のうちに夫と相談しました。
既に契約更新の書類を書き終えたところでしたが、夫はすんなりとOKをしてくれ、その日のうちに解約申込みをして退去日が決まりました。
年明けを待って、物件の内見に行きました。
霊的な調子が良くない中での家探しです。神様の声が私に聞こえなくても、主人を通して正解を教えてくださるだろう…と思い、何度も心の中で相談しました。
祈れるかどうかで家を選ぼうと決めていたので、候補の中では狭いけれど、静かで雰囲気の良い物件に決めました。
沢山の荷物や習慣を捨てなければならないだろうと思ったけれど、苦心しながら二人で選びました。
そのとたん、聖霊がたくさん注がれました。
良かった、正解を選べた!と思い担当者に電話したところ、ちょうど内見中に申込みがあって埋まってしまったことが分かりました。
そうなると、残る物件は1つしかありません。
時間も候補も少ない中ではありましたが、御心ならばその物件も残っているだろうと、翌週末まで待って再度内見をして、家が決まりました。
引越しが済み、新しい家では、様々な家具が不思議なことにぴったりと収まりました。
カーペットの大きさ、大きな家具の数々が測って購入したかのようにすっきりと配置されました。
いちばん配置に困ると思われた大きなアルミラックは、キッチン横のスペースに5cmの誤差で収まりました。
そのおかげで、置き場所に困っていた食洗機やレンジが棚の中に収まりました。
数日暮らしてみると、部屋、キッチン、動線の配置はとても機能的で、今まで心の中で感じていた小さな悩みがことごとく解決していることに気付きました。
引越しが終わってやっと分かりました。
神様の御心は広い方の家だったけど、わざと狭い方を選ぶか試したのです。
私が音楽や生活でなく、祈りを最優先に家を選ぶかどうか試されたのです。
新しい家では、引越し初日からびっくりするほど深く眠れました。
私たち夫婦が願っているものとは違ったけど、何もかもがプレゼントでした。
夜や朝方には、遠くの坂道を下る車のライトがほのかなシャンデリアのように煌めく。
遠くには遊園地のジェットコースターの一部が見えて、不思議な輝きをみせる。
祈りながら朝を迎えると、空が朝焼けに変わり、朝日が昇る(近付いてくる)様子を見ることができる。
これだけでも何もかもがプレゼントなのですが、夕方、買い出しに行った車中でさらに神様の愛を悟ることになりました。
長いので、次の投稿に続きます。