ここ半年ほど、ずっと月1回〜2回くらいのペースで本番の機会をいただいています。
コロナ禍の中でこのような機会をいただいていることが本当にありがたいことだなと思い、この経験を通して得たことについて考えてみました。
私は、日中はパートの仕事をして、朝、晩、週末に音楽に取り組み、その中で家事育児に勤しむ毎日を送っています。
両親が近くに住んでいて何かと助けてもらっている状況で、本当にありがたいことなのですが、それでも本番が近づくと時間が足りなさすぎて発狂しそうになることがあります(笑)。
・・・というのは冗談ですが、あまりにも実力不足、努力不足を感じる場面が多くて嫌になることも多いです。
そんな中で月1回の本番を経験するようになり、「足りないことだらけの状況でも最善を尽くす努力を続ける」ということが身に付いてきたように思います。
一時的に最善を尽くすことは簡単なのですが、毎日波のようにやってくる課題や困難にぶつかりながらも心くじけることなく、腐ることなく最善を尽くし続けるには強い精神力が必要だと思います。
「本当にこれからも音楽を続けたいか」、「どんな困難なことがあっても続ける覚悟があるか」と様々な場面で試されます。
毎日1分1秒を惜しんで走り続けていると心や身体が持たなくなるというのが普通だと思いますが、私の場合は自分と同じように苦しんできたお母さんたちを励ましたいという気持ちと、信仰がこれらを補ってくれました。
神様が24時間側にいてくださり、励ましてくださり、私の決心を後押ししてくださることを強く感じるから、どんな困難があっても歩みを止めずにいられるのだと思います。
先日、知人と話をする中でこれらのことに気づき、今、人間としての底力を身につけるよう導いていただいているのだと感じました。
さて、以前に自宅で音出しができなくなったことについて記事に書きました(詳しくはこちら)。
その後、あれこれ頭を悩ませて祈り求めていたら、設備、アクセスともに申し分ない練習室があるということが分かり、現在はそこで音楽練習をしています。
それ以外でも、隣人になるべく迷惑がかからない練習方法のアイデアも与えていただきました。
そんなことを考えながら、命が尽きるまで全力でこの道を走り続けたいと改めて思いました。
参考記事: