美しい朝焼け

先日、素敵なホテルに泊まらせていただく機会がありました。

朝方に起きて外を眺めていたら、素晴らしい朝焼けに遭遇しました。

上記の写真はその時に撮ったものです。

明け方のお祈りをするようになって知りましたが、明け方の時間は本当に恵み深く、美しく、素晴らしい時間です。

この世の喧騒から離れて一人静かに祈るのですが、祈っていると、その日に感じた様々なモヤモヤや辛さ、悲しさ、怒り、苦しみ、様々な感情が少しずつ離れていき、とてつもなく大きな愛、深い愛で包まれていることをはっきりと感じます。

世の中では、心を強くする方法として自信を持てとか自己肯定感を育てなさいとか言われますが、信仰を持ってからは、そんなものはどうでも良くなりました。

明け方に祈る体験をしていると、その時間があまりにも素晴らしいので、そんなことをしなくてもモチベーションが下がることはほぼありません。

こんな幸福感、充実感がこんな近くにあったのか!と、世界がひっくり返るほどの衝撃を受けます。

ホテルで朝焼けを見ながら、今練習している声楽曲がFaureのAurore(夜明け)だったと思い出しました。

昨晩までは歌詞に書かれた朝焼けの情景が理解できなかったのですが、その朝焼けを見ていたら自然と理解できました。

最近は、一日中でも音楽を聴いて、祈って曲を書きたいという気持ちが強くなってきました。

楽曲制作を頑張るほど、祈りの時間も増え、悟ることが増えて、その結果声楽が上達する…ということが起きています。

楽曲制作のために捨てたはずの声楽がなぜか返ってきているので、本当に不思議です。

自分の意向や、考えの範囲で生きることの虚しさを思い知りました。

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