子供と過ごしながら音楽・仕事の時間を捻出する方法

保育園がコロナの影響で休園中なので、毎日子供と一緒に過ごしています。

子供の通う保育園は4月下旬頃から休園しており、かれこれ1ヶ月になります。

寝ても覚めても子供と一緒というのはなかなかハードである、ということを自覚する毎日です。

母親の役割(家事、炊事、掃除)に加えて子供を飽きさせず、毎日を過ごす工夫をしないといけません。

先日の記事にも書きましたが、このお休みに入ってから「専業主婦とは思っているほど楽ではなく、大変な仕事である」ことを実感しました・・・。

諦めることの重要性

この生活の中で、家事・育児をこなしながら自分の時間を作るのは容易ではありません。

自慢ではありませんが、子供が生まれて2ヶ月目くらいした頃に自分の時間が細切れでしか取れず、続けて1時間も取れない現状に心がくじけました。(笑)

現在は、子供の機嫌が良ければ一人遊びをしてくれ間が持つようになってきたので、その中で工夫をして子供の相手をしながら自分の時間を作っています。

子供は、親や周りの大人に頼り助けてもらいながら信頼関係を築き、成長し、その成長を認めて欲しいという欲求があります。

ですから、「ねぇ、みてみて!」「〜できない、ねぇ、お母さん来て!」と1時間に何度も何度も話しかけてくるのは仕方のないことです。

余談ですが、会社でチームを組んで仕事していたときに「1mmも間違わないで仕事を完了させるために、1時間に何度も質問される」という状況にあり、”デスクにいる時間=思考が遮られまくる時間”という構図になってしまい精神的にしんどい時期が続きました。

この期間はさすがに家に帰ってまで「ねぇねぇ」と話しかけられるのが耐えられなくて、適当に流したり返事をしない時もあったりと、まともに子供の相手をしてあげられませんでした。

子育てにおいてはこの状況が当たり前なので、「自分の時間はないもの」と考えているくらいの方が気が楽です。

また、長期戦でもあるので高いハードルは立てずに取り組み、低いハードルをクリアできたら心の中で「よしっ!」と思うくらいのゆるさがよいのではないかと思います。

やることリストを作っておく

子供と一緒にいながら自分の時間を作る工夫をご紹介していきます。

まず朝のうちにやるべきことのリストをまとめておきます。

ここには、ルーティンになっていること(炊事、掃除など)は書きませんが、「◯◯に連絡」、「宅配を送る」などの事項のほか、買い物リストをメモ用紙にまとめます。

それができたら、その週、翌週までのやることを整理します。

本来は「1年後→数ヶ月後→翌月→来週→今週」のように未来の予定から落とし込んでおくことが望ましいのですが、私の場合はそれらを計画する時間は別途作ります。

やることがまとまったら、自分の時間でやりたいことを書き留めて優先順位をつけます。

優先順位を付けることで、たとえその日に1つしかクリアできなくても最も重要なタスクが終わるので、「また今日もできなかった!」と落ち込むことを防げます。(笑)

また、うちは保育園がお休みの間、子供の起床時間を8時にしています。(一時期起床時間を定めずに生活していたところ、眠くなったり、機嫌が悪くなりやすい時間の予測がつかず、大変な思いをしたため)

主人のお弁当を作ってお見送りを済ませてから、娘が起きるまでの1.5時間ほどの時間でこれらの計画を終わらせ、タスクに取り掛かります。

子供が小さいうちは、このリストをまとめる時間すら取れないこともあると思います。

そんなときは子供の世話をしながら頭の中で整理しておき、合間にメモするかケータイの音声入力でテキスト化しておくのが良いかもしれません。

ちなみに私は、産後2ヶ月〜5ヶ月の頃、あまりに睡眠が取れなさすぎて現実と夢がごっちゃになりました。(笑)

また、頭の中を整理することすらままならず、誰と何を会話したのか、まったく覚えていられませんでした。

なので、今偉そうなことを書いていますが、この頃の私はここに挙げた事項が全然できてなかったことを添えておきます。(笑)

食事の支度はメニュー決め、下ごしらえ、調理を分割して行う

夕方は子供の世話で疲労困憊だったりするので、元気なうちにご飯の準備をしてしまいます。

朝ごはんを食べて着替えを済ませたら洗濯機を回し、その待ち時間に昼と夜のメニューを決め、片付けと下ごしらえを同時に済ませるという感じです。

可能ならば、当日のメニューを考えるだけでなくその週の献立をあらかじめ決めておくと良いです。

会社員時代は冷蔵庫のストックから作れるメニューを書き出し、週の予定とともに冷蔵庫に貼っていました。

帰るまでにメニューを選んでおき、帰宅後すぐに調理に取り掛かれるようにしました。

ここで、私が絶賛する本を一つご紹介します。

KADOKAWA出版から出ている「もっとラクする半調理」(スガ著)です。

◯KADOKAWA 「もっとラクする半調理」

レシピを教える本というよりは、炊事を楽にするエッセンスを授けてくれる本です。

下ごしらえや仕込みを済ませた具材をもとに調理し、色々なアレンジを楽しめるようになっているのですが、急な予定変更などにも対応しやすくとても重宝しています。

お昼ご飯をお弁当箱に詰める

現在、お昼ご飯後の洗い物が悩みのタネの一つになっています。

会社員時代より掃除に手が行き届くようになった分、洗い物が溜まると「すぐに洗わなきゃ!!」と思ってしまいます。

すぐに片付けを済ませるのは良いことなのですが、「◯◯しなければいけない」という脅迫観念に四六時中かられると心にかなりの負担がかかります。(スピリチュアルや食養にはまっていた時の自分がまさにこれでした)

いろいろ考えた結果、余裕があるときは主人のお弁当を作るついでに自分と子供のお弁当を作るようにしてみました。

そうすると、食事の後にも洗い物はお弁当箱1つ+飲み物のコップだけになるので、そこまで負担にはなりません。

キッチンに立つのは午前中と17時以降と決め、それ以降はやらないと決めて過ごすのも良かったです。

主婦の仕事は達成感を感じにくい

以上、私の実践している小さな工夫をいくつかお伝えさせていただきました。

”ハウスキーピング”という言葉にあるように、主婦の仕事は家庭がうまく機能するように管理・運営していくことです。

できて当たり前という感覚に陥りやすく、日々ゴールがクリアできたのかできなかったのかよく分からないという状況に陥りやすいと思います。

つまり、達成感を感じにくいということです。

家族もその当たり前の環境で暮らすことに慣れてしまうので、なかなか感謝されづらいですね。

最近私が実践していることですが、”家事を自分の手の中に治める”ことをゴールにすると良いかもしれません。

「お風呂掃除が半年前より上手くできるようになった」とか、小さなことでも良いと思います。

そうすることで、日々進歩しながら人生を歩んでいる感覚が得られると思います。

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