亡き恩師から、「子育ては365日休みなし。大変だけど頑張って!」と声をかけていただいたことがありました。
その方に会えなくなってからもう10年が経とうとしていますが、
月日が経つほどに、その言葉に秘められた愛を悟るようになりました。
親になる幸せと苦労、その両方を知っていて、自分の心を深く理解してくれている人からの言葉。
その言葉は何年経っても、私の心の中で宝物のように響いています。
恩師のこの言葉について、ここ数年、自分の中には感謝という言葉では表せない深い感情が育ってきていると感じます。
私にとってかけがえのない友人である音楽を教えてくれたこと、
合唱を教えてくれたこと、
我が子の誕生を一緒に喜んでくれたこと。
その方と共有してきた時間を想うと、
私の中に育っているこの感情は、もはや感謝ではなく愛なのではないか・・・と思います。
会えない時間でさえも大切にしようと思い、
その方に喜んでいただけるように音楽と向き合おうと思い、
この身体の命を全うした時には、天国で笑顔でお会いすることができるようにと、
そう考えながら毎日を生きています。
恩師が私の中に蒔いてくださった種が、どうか大きな木になり、花を咲かせますように。
たくさんの実を実らせ、命を救い、この地に愛の循環を作っていくことができますように。