宇多田ヒカル「真夏の通り雨」

音楽

Reference(参考楽曲)として、宇多田ヒカルの「真夏の通り雨」を聴いています。

死の匂いがする曲だ、と思いました。

◯Uta-Net 宇多田ヒカル「真夏の通り雨」

この曲は、宇多田ヒカルがお母さんを亡くされた後、2016年に発表された曲です。

歌詞を読んでいたら、大切な人を亡くした彼女の絶望の日々が描かれているようで、心が痛みました。

悪夢にうなされて目が覚めるたび、もう一目会うことすら叶わない現実を突きつけられる。

絶望のトンネルの中を歩き続け、いつこの苦しみから解放されるのか分からない日々…

失意の底にいる彼女を周りが励まし、あなたの表現が誰かを救うのだからと説得され、書いた曲なのかな…と想像しました。

Aメロ、Bメロの後、2:45くらいに出てくる新しいメロ(Cメロ?)の歌詞、

「思い出たちが ふいに私を
乱暴に掴んで離さない
愛してます 尚も深く
降り止まぬ 真夏の通り雨」

これが、この曲の中でいちばん言いたいことだったのかな、と思いました。

タタタン、タタタン、というキックが、まるで真夜中に突然襲ってくる動悸のようで、不協和音でぶつかるように書かれたストリングス(弦楽器)の音は、心の叫びのようでした。

デビュー当時、作詞、作曲、ボーカルをこなす天才的な15歳の帰国子女として話題をさらい、ミリオンセラーを叩き出した宇多田ヒカル。

愛する母の死を乗り越えて発表した曲が、またも莫大な売り上げを叩き出し、話題になり、絶賛される。

絶望しても、絶望から立ち直っても、全てがサタンの手のひらの中で踊らされる。

もし、失意の中でその役目から降りる決意をしても、一般人には到底戻れない。

サタンが作り出した世界では、売れても売れなくても、すべてをサタンに吸い尽くされる仕組みになっているのだと思いました。

参考記事:

◯【生贄か? 暗殺か?】YOSHIKIのアメリカのマネージャーが67歳で死亡 YOSHIKIの周りで既に8人もの人たちが次々と不幸な死を遂げてきた怪

◯RAPT理論を通してこの世がサタンに支配されていたことを知り、この世の仕組みをはっきりと分かって生きられるようになった(RAPTブログ読者・コリスさんの証)

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