音楽療法士の佐藤由美子さんの著書をきっかけに、第二次世界大戦時の沖縄について調べていました。
今日5月15日は、沖縄が米軍統治下から復帰して50年になるようです。
終戦が近づいていた1945年、日本軍とアメリカ軍が沖縄本島を中心に激しい戦争をしました。
日本軍はアメリカ軍を足止めさせることを目的に、勝てるはずのない戦争を長引かせました。
その結果、兵士だけでなく抵抗力のない一般住民が戦闘に巻き込まれ、多くの戦死者を出しました。
一般住民の犠牲者数(約9万4000人)は、戦死した兵士の数(約6万6000人)を大きく上回ります。
女性やお年寄りや幼い子どもたちもたくさん亡くなりました。
離島では米軍が上陸したことで住民がパニックに陥り、集団自決するという悲しい出来事もありました。
住民たちは自由に物事を考え、行動することができず、米軍に捕まれば無残な目に遭うという恐怖心が植え付けられました。
つまり、命の危険から逃れる手段は自決しかないと思わされ、それ以外の方法が奪われていました。
これらの記事を読みながら、サタンどもは言葉で人の命を奪うことに成功したのだと思いました。
言葉巧みに、自らの手を汚すことなく人命を奪ったのです。
沖縄の人たちは、本来温厚でおおらかな人柄の方が多いです。
そのような人たちが無差別に戦争に巻き込まれ、命を失ったのだと思うと大きな悲しみを覚えます。
このような悲しい出来事が二度と起こらないよう、サタンどもの滅び、また悪の中心である中国共産党の滅びを心から祈ります。
参考記事: