先週末は、通っている音楽教室の小さな発表会がありました。
出演者は数名だけという規模でしたが、初めてのYouTubeのライブ配信コンサートでした。
企画、機材の調達、セッティングなどを全て先生、生徒さんたちで行った手作りのコンサートです。
音楽において「1回の本番は100回の練習に勝る」とよく言いますが、今回はいつも以上に成長する機会をいただいたと感じました。
本番を迎えるにあたり、様々な決意をしました。
音楽に向き合うとき、「音大を出ていない」という考えがいつも頭の中で引っかかっているのですが、私自身が最善を尽くすことにおいてそんなものは何ら問題ではないと悟りました。
引け目を感じるならば、音大卒と同等の実力をつければいいのだと気付きその取り組みを始めました。
「実力不足の自分が、舞台で表現することは恥ずかしい」という考えも、もはやどうでもよくなりました。
貴重な技術を教えていただいているのに、そんなつまらない考えで一人前になる努力をしないのはあまりにも不誠実だと思い、考えを改めました。
そして、不思議なことに心が成長を遂げると技術にも結果が現れるのです。
今回の本番を終え、先生が「初めて歌手の仲間入りを果たした」と称してくださいました。
14年教えていただいて、やっとです・・・。
一人前になるという決意、様々な邪魔な考えを捨てる決意が早ければもっと早く到達できたのかもしれないですが、そのような段階に来られたことに心から感謝しました。
話は逸れますが、舞台で表現しようと思うときに一番邪魔になる考えは「こんな私が目立っていいのだろうか」、「みんなと違うことをして、個性才能を発揮していいのだろうか」、「平均点以上を取ってしまったら、周りに申し訳ない」という考えです。
どこからこんな考えが来るのだろうと思うのですが、日本人は皆潜在的にこのような考えを持っているのかもしれません。
小さい頃から掛けられてきた言葉の一つ一つが、このような重い鎖のような考えを植え付けてきたのでしょうか。
最近、RAPT理論+αでは中国共産党が悪の核心だと暴かれましたが、上記はまさに共産主義が抱く考えではないかと感じます。
今後、いつまで声楽を続けることができるか私には分かりませんが、神様が許諾してくださる限りこの道を走り続けます。
この素晴らしい贈り物をたくさんの人に伝えることができるよう、必要な努力を重ねていきたいと思います。
参考記事:
◯第13回】ミナのラジオ – 一流大学・一流企業に入るメリットはもう何もない これからの時代を成功して生きるための最高にして唯一の方法 – ゲスト・RAPTさんミナのラジオ