パルシステムのチラシ煽り文句がちょっと残念

うちは生協のパルシステムを使っています。

アプリで合計金額を見ながら注文でき、玄関先に商品が届くのでとても重宝しています。

パルシステムとは生協(消費生活協同組合)の一つの組織です。

生協は組合員がサービスを利用するだけでなく自主的に運営に関わるという考え方の非営利の組織のため、普通の定期宅配とはちょっと感じが違います。

◯パルシステムは生協です

なんというか・・・チラシを見ていると「自分たちが商品を選び、開発している。私たちは正しい。だからこれらの商品は他の組合員に受けるはずだ。」という無言の圧力を感じてしまいます。

私が考え過ぎなのかもしれませんが・・・。

もちろん掲載されている商品は食品添加物を使わない、生産者の顔がはっきりしているなどの基準をクリアしたものなので自信を持っておすすめできるのは分かります。

あちこち走り回って探さなくても、その基準をクリアした商品が手に入るというのはとてもありがたいシステムです。

が、チラシには読み手の生活スタイルを決めつけるような表現が多く、毎回見ていて残念だなぁと感じてしまいます。

その他にもいろいろと気になる点があるので、余計なお世話かもしれませんが以下に例を挙げて「→」でツッコミを入れてみます。(笑)

  • スライスチーズ:いろいろ使えるので常備がおすすめ。
    →因果関係がない。便利=常備すべきと決めつけないでほしい。「いろいろ使えて便利」なら分かる。
  • 紅茶スコーン:ティータイムが英国風になります。
    →写真の器が既に英国風ではない。洋菓子を食べただけで〜風とは言えないのでは。「英国風ティータイムはいかが」なら分かる。
  • もう「便利つゆ」がないと夏のごはん、作れない!
    →そんなことはない。
  • めかぶとろろ:この季節に食べたいねばねば食材
    →そうとは限らない。
  • トマト:酸味を生かしてドレッシングにアレンジしても。
    →文章が長すぎて頭に入らない。「トマトの酸味でドレッシングに」ならいいか?
  • キャベツの調理例:肉のうまみをしみ込ませて
    →そもそもキャベツがアピールされていない。
  • 牛切り落とし:バランスのよい肉質は、炒めるだけでごちそうに
    →「バランスがよい」と「ごちそう」に因果関係がない。
  • 調理セット:たれ付きだから味がピタッと決まる。
    →見ればわかる。
  • いわしフライ:梅肉と大葉がさわやか!梅雨どきにおすすめの一品です。
    →「さわやかな味」と「梅雨どき」に因果関係がない。「疲れた身体におすすめ」なら分かる。

常備、手軽、すぐに、パッと、ちょうどよい、便利、おすすめといったセリフを盛り込みたいがために無理をしている印象です。

今週もパソコンの前で煽り文句を考えるためにうんうん唸っている担当者がいるのかと思うと、エールを送りたいです。

もう一点、パルシステムや生協を利用していて気になることですが、やたらと保険を勧めてきます。

頻繁に「◯◯共済」「がん保険」などのチラシが入ってきます。

地震や天災などがあった後のチラシは「もしもの備え!」「いざというときに!」など特にうるさいと感じてしまいました。

がんについては、RAPTブログにてその存在が嘘であると判明しているので保険は不要です。

◯癌という病気は存在しない。(前編)

◯癌という病気は存在しない。(後編)

生協には各種保険を扱う「サービス事業課」という部署があり、保険事業も生協の大きな柱になっているのではないかと思います。

色々と意見を書きましたが、原材料に心配がない、重たいものを家まで届けてくれる、配達のお兄さんがみんな感じがよいことについては文句のつけどころがないので、これからもありがたく利用させていただきます。

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